外国為替市場ってどこにあるの?【銀行間取引について】
■銀行間取引について 銀行間取引を大別すると、スポット取引(直物取引)、先物取引、スワップ取引に分かれる。スポット取引(直物取引)は取引の対価の受渡しが原則として取引日の翌々営業日(2営業日目)に行われるものである。先物取引は対価の受渡しが将来の特定日に行われる取引であるが、通常直物取引の受渡し日を基準にして1か月や6か月などの月単位で区切った確定日を受渡し日としている(順月確定日渡し条件)。スワップ取引は直物取引とその反対方向の先物取引、または受渡し日が異なる相互に反対方向の二つの先物取引を同時に同額、同一の相手方と行うものである。 次回:眠らない市場