消費者物価指数と生産者物価指数【ジンフレーション】
■ジンフレーション 長期にわたり政策金利が一定である状況をジンフレーションという用語で表現します。1990年代にはジンフレ(ジンフレーション)の考えは中央銀行の最終目標になりうるとして議論されていました。当時の連邦準備制度理事会議長アラン・グリーンスパン氏も実現への願いを表明していました。しかしながら失われた10年における日本の経験からジンフレに対する期待は薄れ、更には経済成長のない状況とほぼ同義として扱われるようになりました。それ故2~3%程度の低インフレモデルというのが21世紀を築くにあたり望ましいモデルとされています。 次回:外国為替市場を動かす5大要素