仮想通貨への期待今も 海外勢、起業家祭典で発言
スタートアップ 2018/3/28 18:00
仮想通貨と、その基盤を支えるブロックチェーン(分散台帳技術)に注目が集まっている。28日に東京ビッグサイト(東京・江東)で開幕したスタートアップ企業の祭典「スラッシュトウキョウ」では、関連講演やパネル討論が相次ぎ開かれた。仮想通貨を巡っては1月末にコインチェック(東京・渋谷)で不正流出事件が起きたばかり。国内では投機の対象として見られがちだが、海外企業はブロックチェーンを決済などに活用し、新たなビジネスにつなげようとする姿勢を鮮明にしていた。
「仮想通貨業界の関係者にとっては試練の時だ」。インフィニティ・ベンチャー・パートナーズの田中章雄・共同代表パートナーはこう語った。1月末に仮想通貨交換業者コインチェックから580億円相当の仮想通貨NEMが不正流出してから2カ月。ベンチャーキャピタル(VC)の立場から田中氏は「日本は世界有数の(仮想通貨の)取引高を誇るが、不正流出や詐欺といった仮想通貨を巡る事件でも世界ナンバーワンだ」と懸念を示した。
台湾の仮想通貨交換業者、コビンフッドのポポ・チェン最高経営責任者(CEO)も「コインチェックは仮想通貨を(ネットと切り離して管理する)コールドウォレットを行っていなかった。非常に危険な体制で運営していた」と指摘した。
ただ、仮想通貨の流動性の高い日本市場は、海外プレーヤーの注目の的だ。
ブロックチェーン技術を手がけるスイスのリスク財団の共同創業者、マックス・コーデック氏は「日本は我々にとって世界で3番目に大きい市場だ」と明かす。日本では、コインチェックが同財団と同名の仮想通貨「リスク」を扱っていた。2月には仮想通貨交換業者ビットフライヤー(東京・港)もリスクを扱い始めた。コーデック氏は「扱う企業をさらに増やしていきたい」と意気込んでいた。
仮想通貨の基盤となっている技術で、取引履歴を参加者同士で認証するブロックチェーンをビジネスに活用する動きも活発だ。テンエックス(シンガポール)は、仮想通貨を小売店などでの決済に使えるカードを展開している。同社は2017年6月に仮想通貨技術を使った資金調達(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)で8000万ドル(約84億円)を調達し開発につなげた。
スイスの世界経済フォーラム(WEF)は27年までに世界の国内総生産(GDP)の1割がブロックチェーン上に保管されると予測するが、課題は多い。テンエックス創業者のポール・キティウォンサンソーン氏は「決済の手数料が高額なことに加え、普及には処理能力を引き上げる必要がある」と指摘する。
米リップルはブロックチェーン技術を使い、国際的な送金速度を上げようとしている。同社にはSBIホールディングスも出資。ステファン・トーマス最高技術責任者(CTO)はサイトの閲覧者が運営者に直接支払いできる技術を紹介した。サイトの運営者は質の高い情報や動画を掲載しても、収益は広告に依存することが多い。同氏は基調講演で「ウェブサイトの新しいビジネスモデルを築き上げたい」と力を込めた。
スラッシュはフィンランド発祥の欧州最大級のスタートアップイベントだ。日本での開催は4年目で、過去最多の600社が参加。29日までの2日間で約6000人が来場する見込みだ。2日目にはスタートアップが事業モデルを競い合うピッチコンテストで、国内外の80社の中から優勝者を決める。
(企業報道部 駿河翼、矢野摂士)
引用元:日本経済新聞
仮想通貨ニュースが今はほぼ連日のように飛び交っていますね。
中々難しくて理解しきれないですが、情報収集は常に行っておきたい市場。
ウォレットの種類やそれぞれ扱える通貨や特徴等の把握はしておきたいです。
ハードウォレットだとビットコイン、イーサリアム、リップルは対応してるようです。
仮想通貨の取引所公式ページ一覧
コインチェック騒動の一件以来、仮想通貨市場に大きな影響を感じる今日この頃。。
その反面、金融庁の規制が強化された事により、生き残って来る取引所への期待も大きくできるのかなと個人的には思っています。
そんな中、現状から取引は様子を見ているものの、色んな取引所のアカウント取得を進めて行ってます。
アカウント取得をするだけでも色々と情報収集にもなり、勉強になる事も多いので今の段階からのアカウント取得は、今後仮想通貨を視野に入れて行きたい方にとってはオススメではないでしょうか?
既に取引をされてる投資家の方達は今の安くなってる時に買い増しして行ってるようですね。
取引に関してはあくまでも投資ですので自己責任でお願いしますね。
投資はリスクヘッジして少しでも分散させておこう
仮想通貨市場に大きな変化が本当に次々と起きて来ていますねぇ。
投資は一つだけに頼るのではなく、リスク分散させておいた方が良いと思います。
手軽に始めやすい投資としては、バイナリーオプションやFXがありますが、個人的にはFXの方が始めやすいのかなぁと思います。
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トレンド相場:大きく上昇傾向、または大きく下落傾向にある相場状態の事
・FXにおいてはこのトレンド相場の時の取引が最も勝ちやすいとされています。
レンジ相場:ある一定の範囲内で上昇、または下落を繰り返し大きな動きがない相場状態の事
・レンジ狙いでデイトレする投資家の方もありますが、基本的にはこの状態の時の取引は避けた方が良いです。
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